記憶の殺人

私は、過去の自分が嫌いだった。

それは、殺したいほどだった。

 

理由を簡潔に言えば、逃げていたからだ。

逃げて逃げて、結局楽なほうに飛び込んで・・・。

 

きっかけはいわゆる「イジメ」だ。

あれがイジメだったかどうかは、今となってみればわからない。そんな程度のイジメだった。

ちょうど疲れていた時期にその「イジメ」をたった一度されて、心が耐えられなくなって、逃げた。

逃げた先は驚くほど楽で、楽しかった。

この前までと同じ建物にいるのに、同じご飯を食べているのに、まるで別世界にいるかのように気が楽になったのだ。

その「楽」に逃げ込み続けた自分が嫌だった。

しかし、たとえ嫌でも、元いた世界に戻る勇気もなかったのだ。

 

ただ、今の私は幸運なことにとても面白い環境に辿り着いたのだ。

異常なまでに個性が豊かな人がいたり、気が合う人だったり、恥ずかしい話「ああ、好きなのかも」と思えるような人がいたり・・・。

 

だからこそ「過去の自分は嫌いだ。 」という感情が強くなっていったのだろう。

タイムリープが可能ならばあの時、あの瞬間に戻って言い返してやりたい。あの時の自分に、その行動の結末を言って未来を変える・・・。

つまりそれは「過去の自分を殺す」ということだ。

それができるのなら、それをしたいと思っていた。

 

そんな時、ある話を見た。

 「過去の現象は、すべて今に繋がる」という物語の話だ。

 

私は、今の環境へ辿り着くのが、必然的なものだと勘違いしていた。だから、過去の自分を殺したかった。

結局は今の環境へ辿り着くのだから、せめて、せめて自分の中の嫌な記憶を殺す。

 

少し冷静になって考えてみれば、そんなこと間違っていた。

時の流れに逆らって過去を変えれば、今に辿り着くことはきっとないのだ。

 

逃げていた時期に暇で暇で仕方がなくなって、今の環境に関係したことに興味を持った。

逃げていなければ、今の環境に触れることすらなく、他人と同じような人生を送っていたのだ。

 

それこそ、考えたくない。

 

今が特殊で他人よりも楽しいのなら、過去が特殊で他人よりもつらいものだったとしても結果的にはいいじゃないか。

 

それでも過去の自分は好きになれない。

やっぱり嫌いだ。

「でも、少しだけ褒めてやるか。」

 

はじめまして

はてなブログは初めてです。

千郷(ちさと)です。

 

せっかくなので、早速お題に答えますね(笑)

お題「愛用のイヤフォン・ヘッドフォン」

私が愛用のイヤフォンはズバリ!「ヨドバシカメラで800円くらいだったイヤフォン」です。

「800円なんてちょっと安くない?」と言いたい人もいるでしょうが・・・

なんとこのイヤフォン、ビッグカメラなら1600円なんです!

ヨドバシカメラっていいですね(笑)

(ちなみに、私は最初ビッグカメラで買っちゃいました・・・)